ようこそおいでくださいました。
突然ですが下記画像が今回の検索窓でございます。
簡単に申しますとこの検索窓の特徴は
①1列にしぼっての検索
②検索にヒットした単語をリストにする
③マウスのワンクリックで列選択可能
でございます。
①の特徴のエクセル表の一列に限定して検索を行うというところは、エクセル標準機能の検索とは違っており、エクセル標準の検索機能は表全体を対象にしており、表全体をくまなく調べることができて便利なものですが、とりわけエクセルは列ごとに項目分けされている場合が多く例えばA列が漢字の人名だとすればB列はひらがなの人名だったりします。
そういう意味でも一列に絞って検索するというのは効率的な場合もあるのではないかと思います。
下記の表は郵便局が提供している郵便番号表ですがこちらでも列ごとに項目が分かれており黄色の背景色のところは地名です。
郵便局の表でも地名は一列にまとめられています。
その点なぜエクセル標準の検索機能には列指定オプションがないのか不思議になるところでもあります。
ホントはあるのかもしれませんが私が知らないだけかもしれません。
検索列をワンクリックで指定
今回の検索窓バージョンアップに関して最も考えましたのが、ひと手間でも手間いらずにしようという点でございます。
この前のバージョンでは検索する列を指定するには、リストから選択する必要がございました。しかもそのリストは6~7行くらいしか一度に表示されないのでH列を検索したいなどという場合はリストをスクロールしてH列と表示されたところを出してクリックしなければなりませんでした。今回はそれをマウスのワンクリックで行うようになっております。
Google検索
検索結果やワークシート内のセルを選択して検索窓の「Google検索」ボタンをクリックしていただくことで、Google検索が行えるようになりました。
用途といたしましてはビジネスなどでは会社名簿などから会社を検索してどんな会社なのかお調べいただいたり備品リストなどから名称だけではわからないようなものをお調べいただいたり、顧客リストからお客様のお名前を検索していただいてFaceBookやX(エックス)などはやっているのか、あるいは相手先の会社の社長さんなどについてもお調べいただけます。
Googleマップ
バージョン5.2.0からGoogleマップ機能が追加されました。
検索結果や住所が記載されているセルをクリックしてGoogleマップボタンを押すとGoogleマップ検索を行っていただけます。
顧客名簿に載っている顧客のところへ行くとき地図を表示するのに、ブラウザを立ち上げてGoogleマップのページを表示してエクセルから住所をコピペしてという手間から解放されます。特に顧客名簿をエクセルで管理している企業様のビジネス用途にご活用いただけるものと思います。
個人のお客様にも住所録から地図を表示していただくのにお役に立つものと存じます。
簡易版なので精度としては今一つで、場所ではなくてお店が表示されたり、関係ない場所が表示されたり、尺度が異常に大きくて人工衛星から見ているような地図だったりすることもございますが、ちゃんと表示されることもございます。
簡易版ではなく本格的にGoogleマップ検索をこの検索窓に導入しようとするとGoogleのAPIというGoogleが提供するサービスに接続するためのプログラムを使用する必要があるのですが、無料で使えるAPIの中にGoogleマップは含まれていないため、有料で使うことになるのですがその金額が結構お高くて月200ドル(約30,500円(2024年11月5日時点))もします。
無料マクロでその金額を賄うのは厳しいので現在は簡易版ですがどうかご容赦くださいませ。
右クリックでペースト(貼り付け)
検索ワード入力欄で右クリックするとペースト(貼り付け)していただけます。